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自分のアタマで考えよう

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最近、幅広いジャンルのブログを読むようにしているのですが、そのほとんどが自分のアタマで考えた内容ではなく、知識の垂れ流しになっているように感じます。

『自分のアタマで考えよう』

そういう私も知識の垂れ流しになっている記事をよく書いています。かなり気をつけてはいるのですが・・・。そこで今回は、どうすれば自分のアタマで考えたオリジナルの記事が書けるのか、本書を参考に考えてみたいと思います。

「知っている」と「考えている」はまったく別もの

世の中の事象には、なんであれ良い面と悪い面があります。結論は各人が思うところをひとつ選ぶわけですが、情報を見て考えられることをすべて列挙せよといわれたら、よい面と悪い面の両方が出てくるのが、「知識にだまされていない純粋な思考」の結果です。

つい先日、私の大好きなロックバンド・B'zが、全国ツアーと全シングルが入ったベストアルバムを2枚リリースすることを発表しました。これを受けて、たとえば「久しぶりにB'zが全国ツアーを行います。そして、ツアーに向けて全シングルが入ったアルバムが2枚リリースされます。初回特典にはDVDもついてるんですよ。楽しみ!」といった内容の記事を書いたとします。

実はこのような記事を書いているブログは非常に多いのですが、ニュースなどで知った内容を垂れ流しているだけで、自分のアタマでは何も考えていません。嬉しいとか悲しいといった感情を追加しているだけです。

では、自分のアタマで考えた場合、どういう記事になるのでしょうか。たとえば、私なら次のような記事にします。

B'zが全国ツアーに先駆けて、全シングルが入ったベストアルバムを2枚リリースします。このアルバムに収録される曲のうち、新曲はそれぞれのアルバムで2曲ずつあります。つまり、私のような全アルバム、全シングルを持っているようなコアなファンにとっては、新曲4曲のためにアルバムを2枚買わないといけないということです。

初回特典としてDVDがついているものの、やはり新しい曲を多く聴きたいと思うのがファンというもの。もう少しコアなファンに向けた付加価値をつけて欲しいと思うのです。

一方、あまりB'zを聞かない人たちにとっては、全シングルが収録されている2枚のアルバムは非常に価値があります。この2枚のアルバムを買えばB'zの25年間の集大成を一気に聴くことができるのですから。

以上から、今回リリースされるアルバムは、にわかファンには嬉しいものの、コアなファンにとってはもう少し付加価値が欲しいところです。たとえば、全ての曲を「今のB'zが歌っている」だけでもコアなファンは魅了されると思うのです。次にベストアルバムを出すときは、全曲収録しなおしてくださいね!そうすれば売り上げももっと伸びるはず。

このように、私にとってはかなり嬉しいニュースでしたが、あえて良い面と悪い面を考えることで、単に嬉しいことだけをアピールする記事から一歩進んだ記事が書けるようになります。そして、自分のアタマで考えた記事を書くことで、「そんなことはない。コアなファンでもDVDがつけば満足するはずだ!」とか、「私もこの記事と同じ意見だ!」といった、読者それぞれの意見が生まれると思うのです。

「知っている」ことを垂れ流すのではなく、自分のアタマで考え、読者にも考えてもらえる記事になるよう心がけましょう。

自分なりの結論を出す

「私は考えた!」と言って、「じゃあ、結論(=あなたの意見)はなに?」と聞かれたときに、なにも浮かんでこないのであれば、それはじつは考えていないのです。

いくら自分では「考えた」と思っても、結論がないのであれば考えていないのに等しいということです。

たとえば、私のように読書感想文を記事にしているブログも多いですが、本の"あらすじ"だけを紹介されている記事もあります。そのような記事を読むと、私は「それで?」と思ってしまいます。それは、本のあらずじが知りたいのであれば、"Wikipedia"や"amazon"にいけばわかるので、そのブログでわざわざ読む必要性を感じないからです。

次に、"あらすじ"だけでなく、感想もあわせて書かれている記事も多くありますが、そこでも「それで?」と思うことがよくあります。それは、「●●を通して私はこのように感じました。」といった、ブログ運営者の思いだけが羅列してある場合です。「それを読んで私はどうしたらいいの?」と思うのです。

つまり、結論が書かれていない記事を読むと「それで?」と思ってしまうのです。この記事はいったい何を訴えたいのだ、何も考えずに書いたのではないか、と思うのです。

「考える」とは、インプットした情報を何らかのアウトプット、つまり結論に変換するプロセスを指しています。「私は考えた」というのは、「あるインプットをもとに、何らかの結論を出した。ある考えに至った」という意味です。それは「仮の結論」でもいいですし、間違ったものかもしれません。それでも「その時点での結論を出した」というのが、「考えた」ということだと思うのです。

どのような記事でも自分なりの結論を書くように心がけるべきだと思うのです。

「なぜ?」と「だからなんなの?」で一歩先へ

情報をみたときにまず考えるべきことは、「なぜ?」と「だからなんなの?」のふたつです。

知識を垂れ流すのではなく、自分のアタマで考えた。結論も書いた。そんな記事をさらに一歩レベルアップさせるのが、「なぜ?」と「だからなんなの?」の視点です。

「なぜ?」は、結論に至った理由が無理なく本文に書かれているか、という視点です。

たとえば、結論に「アンパンマンは顔がぬれたら力がでないので、防水しておく必要があります。」と書いたとします。それにも関わらず、「アンパンマンは子どもに大人気です。」とか「バイキンマンはいつも負けてしまいます。」とか、まったく関係のないことを説明し、結論に至った理由がよくわからない記事があります。

そういった場合に、なぜその結論に至ったか、という視点で記事を見直すことで、論理矛盾を見つけ出すことができます。

「だからなんなの?」は、出した結論からさらに一歩先を考える、という視点です。

たとえば、先ほどの「アンパンマンは顔がぬれたら力がでないので、防水しておく必要があります。」という結論をさらに一歩進めて考えてみると、「アンパンマンはおなかが空いた子どもに自分の顔をわけてあげるので、食べても害がない防水の仕組みが必要だ。」と浮かびます。そんな防水の仕組みは・・・という風に調べていくと、どんどん記事のレベルが上がっていきます。

つまり、「なぜ?」で結論に対する論理武装を行い、「だからなんなの?」で結論そのもののレベルを上げることで、記事そのもののレベルが上がっていくのです。

今回の記事は面白くないな、オリジナル要素がないな、と悩んだときは、「なぜ?」「だからなんなの?」と考えてみてはどうでしょうか。

最後に

「自分のアタマで考える」とは、答えとしての知識を受け入れるのではなく、自分なりの答えを見つけて、論理武装していくことだとわかりました。自分のアタマで考える習慣をみにつけ、オリジナルの面白い記事を書いていきましょう。

◆参考にした本の紹介

『自分のアタマで考えよう』
著者ちきりん
価格1,470円
単行本 264ページ
出版社ダイヤモンド社
発売日2011/10/28

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