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誰かの心に突き刺さる文章を書くには「カッコいい生き方」を

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ブログやFacebook, Twitterなどで文章を書く機会が劇的に増えていることもあり、誰もが「上手い文章」で多くの共感を得たいと考えていると思います。しかし一方で、上手い文章を書こうとすればするほど、なぜか面白い文章ではなくなる、といった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

『書いて生きていく プロ文章論』

新聞の記事を読んで「これは面白い」と感じることは少ないですよね。それにも関わらず、立派で万人受けする文章を書こうとすることが、面白くない記事にしてしまうのではないでしょうか。面白い記事とは、多少の強引さを伴っても自分の持論に引っ張っていく文章。そんな文章を書くにはどうすべきか考えてみました。

ターゲットを絞る

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全員にとってどっちつかずで印象に残らないものを作るよりは、2割でも3割でもいいから深く突き刺さるものを作る。

「その文章は誰に向かって書いているのか意識すること」

先日まで受けていた「新商品企画提案」というテーマの社内研修で何度も指摘された内容です。この研修ではコンサルタント、技術部長、人事部長と3回にわたり発表する機会があったのですが、発表毎に書く文章、資料の構成を変えるべきであると指導されました。

コンサルタントは「企画内容」を、技術部長は「企画実現に向けた技術課題」を、人事部長は「企画実現時の成果」をそれぞれ詳しく知りたいと考えているため、同じ内容を発表するにしても重点の置き方を変えるべきである。つまり、全てを盛り込んだ文章や資料では何が言いたいのかぼやけてしまい、何も伝わらないということです。

ブログも同じです。誰に向かってその文章を書いているのか。同年代の会社員なのか、後輩なのか、はたまた先輩や上司に向けてなのか。そのターゲットに向かって文章を書くべきです。全ての人に向けて書いた文章は一般的すぎて面白くない。

ターゲットを絞ることは面白い文章を書く「はじめの一歩」です。

「どう書くか」ではなく「何を書くか」

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より多くの読者が求めているのは、中身は薄いが美しくてうまい文章ではなく、面白くて中身が濃くて自分の役に立ちそうな記事。

中身が薄いときほど文章を上手く見せるのに時間をかけて「それっぽく」仕上げてしまいますが、読んでいるほうは何も面白くない。文章を上手くみせるのに時間をかけるくらいなら、面白いテーマを探しなおしたほうがよっぽど自分の役にも、他人の役にもたつと思うのです。

面白いテーマは、自分ではなかなか見つけにくいのかもしれません。そんなときは日々の生活で「感動したこと」「誰かに言いたいこと」「驚いたこと」などをテーマにしてしまえばいいのです。それも見つからないときは日々の生活そのものを見直し、刺激がある生活に変えていくべきです。

キャッチコピーから最後まで一気に読ませる

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私は、キャッチコピーからつながるボディーコピーに徹底的にこだわりました。冒頭の文章を印象的なものにして、一気に読ませる流れを作る。気がついたら全部読んでいた。そういう文章を作る。

どんなに素晴らしい記事でも人は簡単に文章を読んでくれません。別に読まなくても困らないからです。そんな読者に読んでもらえるようにするには、キャッチコピーや冒頭に最も気になる内容を盛り込み、読者に「おや?」「ほんとかよ?」と思わすことです。

このブログでもキャッチコピーを意識して書いているときは訪問数が増えますが、反対にとりあえず書いてしまえ、と勢いで書いた記事は訪問数が落ちています。意識的にキャッチコピーからボディまで一気通貫の流れを作るようにするべきです。

自分が理解したことだけを書く

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多くの場合、読者は基本的に難しい知識など持っていないし、求めてもいません。むしろやさしい文章で物事を理解したいと思っているのです。となれば自分で理解したことを書けばいいのです。

ビジネス書など少し難しめの本を読んだ後は、自分が賢くなった気分になり、新しい言葉、難しい言葉を多様して記事にしてしまいがちです。たとえば「キュレーション」「ライフハック」「ロングテール」などの新しい言葉を多様したり、「コンセプトを明確に」などわかったような気にさせる文章を書いてしまったりします。

わかったようで、わからない言葉は使うべきではありません。具体的にどうすればいいのかわからない言葉を並べてなんとなく記事として整うことで安心する。そういうことを繰り返すほど、内容が薄いものになってしまいます。

他人の役に立つ文章を

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誰のために仕事をしてますか。自分のために文章をかいていませんか。読者となるターゲットのためにいかに役立つ面白い内容の原稿がかけるのか、そのことを考えるべきです。

文章も仕事も同じです。誰かの役に立つために書く、動く。まずは見返りを求めず提供しまくる。その結果、多くの賛同者が現れれば全て自分のためになります。賛同者が得られない場合は素直に事実を受け止め、次の挑戦をはじめればいいのです。

生きている限り何一つ無駄なことはありません。もし無駄なことがあるとすれば、新しいことに何も挑戦せずに他人の批判ばかりしていることだと思います。

他人の役に立つ文章を書こうとすれば生活の質を高める必要があります。今、新しいことに挑戦できているか、誰かの役に立っているか。そう自問する意味も含めて、他人のために文章を書くことは必要だと思うのです。

最後に

誰かの心に突き刺さる文章を書くには、普段の生活から他人の役にたつことを意識して生きていく必要があります。つまりカッコいい生き方をしないと良い文章は生まれません。うわべだけの文章にならないためにも、日々の生活を見直す機会をつくり、前向きに生きていきたいですね。

参考にした本の紹介

『書いて生きていく プロ文章論』
著者上阪 徹
価格1,680円
単行本320ページ
出版社ミシマ社
発売日2010/11/26

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