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文章力とは成長力である

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最近、良い文章が書けないので悩んでいました。私が考える良い文章とは、「読者をインスパイアできる文章」。そんな文章を書くにはどうすればいいのでしょうか。

『誰も教えてくれない人を動かす文章術』

本書に出会ったことをきっかけに、もう一度良い文章が書けるように挑戦していく決意ができました。

文章力とは独自の視点・世界観を表現する力

一般的には「文章力とは独自の視点・世界観を表現する力である」と言われています。では、どうすれば独自の視点・世界観を表現することができるのでしょうか。今回は3つの切り口からアプローチしたいと思います。

1.凡庸は恥

文章においては、凡庸さは恥です。結果としての凡庸さはある程度しかたがないとしても、せめて「凡庸さは恥」だということを肝に銘じておきたい。

日本人は子供の頃から周囲に同調して生きることを教わります。その結果、他人との違いを極端に恐れ、異文化を受け入れる心の広さがあまり育ちません。

たとえば、違う方言で話すという理由だけで、小・中学校ではいじめに発展することがあります。また、ファッションや音楽、映画や小説についても、流行についていけないことが恥ずかしいことのように批判されます。

いったい、この社会は何を生み出そうとしているのでしょうか。同じような型にはまった人間を集団で作り出そうとしているのでしょうか。

江戸時代にさかのぼってみると、徳川家康が封建社会を築きました。この社会では、現状維持をモットーとし、変化は悪であるとされていました。権力者が民衆を支配しやすくするためです。

現代の日本にもこの流れが根底にあるように思えてなりません。そして、他人との違いを極端に嫌う人、逆に他人と違えば何をしてもいいと勘違いしている人たちで溢れかえり、本当に必要とされる価値が生み出せなくなっているのではないでしょうか。

つまり、凡庸な文章とは「他人の考えに手を加えず、わかりきったことをまるで自分の考えのように表現する」ことです。他人との違いを極端に嫌う人たちが得意とする文章です。そんな凡庸な文章を書くことは恥じである、つまり自分の意見や考え、視点がないことは恥じであると認識すべきです。

2.書き手が主役

「書く」ということはとにかく書き手が主役なのです。読書感想文でも、主役は本ではありません。書き手であるあなたのほうです。

最近、私も含めてですが、「今の自分は本当の自分ではない。変えていきたい。しかし、どうすればいいのかわからない。」と考えている人が多いように思えます。そして多くの場合、人間関係や環境に変化を求めたり、自己啓発本などのある種のマニュアルに答えを見出そうとします。

しかし、なかなか答えはみつからない。それは、自分ではなく他人から答えを得ようとしているからです。自分が主役として答えを出そうとしていないからです。

ある新聞に吉本のマネージャーのコメントがありました。昔は自分の面白さを発揮する場がほしいという理由で吉本に応募する人がほとんどでしたが、今は「何か面白いことができそう」という理由で吉本に応募する人が増えているそうです。

前者と後者の違いは自分が面白くしようとしているか、他人に面白くしてもらおうとしているか。自分が主体か他人が主体かの違いです。

文章も同じです。読書感想文であれ、ブログであれ、書き手が主体的に書いていない文章は面白くない。まとめ記事は役立つことも多いですが、面白みにかけるし、まとめているだけでは自分の成長がない。知識はあるが知恵がないのと同じです。他人にたたかれても自分の考えを主張する勇気が必要です。

3.情熱をもって独自の世界観を表現する

写真のように上手い絵を描くことよりも、自分にとっての世界観を独自のスタイルで表現し、世界の見方の発見を伝えることのほうが大切。

つい先日、小柳ゆきさんがものまね芸人とカラオケで対決する番組がありました。そして、3本勝負のうち1本は敗退されましたが、小柳ゆきさんはすごい!と感動を覚えました。それはカラオケの点数が高かったからではなく、歌に対する情熱と勢いに圧倒され、感動したからです。

確かに対決された芸人さんも歌は上手いと思います。しかし、もう一度聴きたいか?といえばそうは思いません。圧倒的に小柳ゆきさんの歌を聴きたいと思います。

それは、音程をはずさない歌を聴きたいわけではなく、何か思いが伝わってくる歌を聴きたいと本能的に感じているからだと考えています。

文章も同じです。いかに上手い表現をしようが、正しい言葉を使おうが、伝えたい思いがない文章を読みたいとは思いません。自分の中にある熱い思い、情熱を文章に吐き出すくらいの気持ちで文章を書くべきです。

最後に

普段から聴きなれている音楽も、ライブで聴くと胸に迫るものがあります。これは、場の雰囲気もありますが、アーティスト自身が成長している証だと思います。文章を書くことも同じです。書き手に成長がなく、同じような意見を繰り返していては誰の胸にも届きません。ましてやありきたりの文章では誰も見向きもしないでしょう。

他人に良い影響を与えるためにも、自分の成長のためにも、人とは違うエッジの効いた文章で個性を表現していきたいと思います。

◆参考にした本の紹介

『誰も教えてくれない人を動かす文章術』
著者齋藤 孝
価格777円
新書224ページ
出版社講談社
発売日2010/12/17

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