WebStationビジネス書の書評を中心に、Webデザインなどの情報を紹介しています。
  • toshi@Twitter
  • Facebookページ
  • RSSリーダーの登録

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

投資で成功する人、失敗する人

money_03.jpg

最近、私のまわりでも「自称投資家」が増えています。しかし、誰もが世間で騒がれているほど成功していません。なぜなのでしょうか。

『僕は君たちに武器を配りたい』

そこで今回は、本書を参考に「投資で成功する人、失敗する人」の条件について考えてみたいと思います。

「投資」ではなく「投機」をしている

stone_01.jpg
大切なのは、不労所得を得ることではない。投資家的に考える、ということなのだ。それはよくあるインチキ臭い本のように、「今すぐ投資信託やFX取引を始めよう」ということではない。

「投資」と聞くと、"FX"や"株"、"投資信託"などの運用を思い浮かべますが、実はそのほとんどが「投機」です。

「投資」とは時間と労力、そして才能を何につぎ込めばリターンとして回収できるのか、を目先の損得を無視して、長期的に考えるものであり、短期的な金融変動を利用してお金を儲ける考えとはまったく違うからです。

そして、「投機」はギャンブルといっても過言ではありません。そもそも、"FX"などの個人投資家に向けて売られている金融商品は、プロが買わないような商品です。そのため、わざわざ手間隙をかけて一般向けに売られているのです。

また、何万人もやっていれば、成功する人もたまに出てきます。FX業者はそうした一人二人の成功者を大々的に取り上げることで"お客様"を増やしているのです。

つまり、「投機」で儲けるためには、「プロが見過ごしているチャンスを見極める能力を身につける」もしくは「運任せでギャンブルとして勝負にでる」しかありません。

人と同じインプットで動いている

paper_01.jpg
本当に儲け話につながる話は、いっさい新聞には載っていないのである。

資本主義では、現在の少数意見が、将来の多数意見に変われば儲かる仕組みになっています。つまり、新聞や本などですでに公開されている多数意見に投資したところで儲からないのです。

このように宣言すると、"情報商材"や"あやしげなFX代理業者"に頼ろうとする人もいますが、それは大きな間違いです。

情報商材の多くは「パチンコ必勝法」や「ナンバーズはこうすればあたる」といった眉唾情報と変わらないですし、FX代理業者は自社が儲かる仕組みでしか運用していません。

結局は、自分の知識や人脈をフル稼働して、自分のアタマで考えて動かなければ損をするのです。

個人相手の金融商売で一番ありがたい顧客となるのは「自分のアタマで物事を考えない」人々です。カモにされないように自分のアタマで考える癖をつけましょう。

一手間をかけない

investigation_01.jpg
世の中の多くの残念な人は、「自分で調べる一手間」をかけようとしない。しかし、投資家として生きるのであれば、あらゆることについて自分で調べてみて、考えて結論を出すことが必要となる。

FX代理業者といった怪しげな業者にお金を預けてしまう人の多くは、一手間をかけない人ではないでしょうか。

たとえば、知人からFX代理業者にお金を預けて運用する話をもちかけられたとします。このとき、「なんとなく儲かりそう」という曖昧な判断でお金を預ける人は、"カモ"にされていることに気づかないといけません。

本当にその話が儲かるのであれば、すでにその知人は多くの利益を得ているはずです。しかし、多くの利益を得ていないにも関わらず勧めてくるのは、他人に広めることによって得られる"うまみ"を手にしようとしているのです。実際に紹介料として数万円の報酬がある業者も存在します。

聞いた話が本当に正しいかどうか、裏づけをとっていき、納得いくまで調べる。そのテマを惜しんで直感で投資してもろくなことになりませんし、投資の経験なんて積めません。

では「投資」とは何か

what_02.jpg
「投資」とは、お金を投資することだと一般的に思われているが、本質的な「投資」とは、自分の労働力や時間、人間関係を投資することでもあるのだ。

いちばん単純な投資は、これから儲かりそうな会社の社員になることです。自分の労働力と時間を会社に「投資」するのです。

このとき、ただの「一社員」になるのではなく、その会社の株を所有するなどして、会社が大きくなったときにそれに応じて自分もリターンを得るようにすることが重要です。

また別の視点で考えれば、その会社でしか得られない「能力」や「実績」を得るために、自分の労働力と時間を投資するという考え方もできます。簡単には習得できない「技術」が身につくのであれば、多くの労働力や時間を投資する価値があるからです。

そうして得た技術は、「何者にも買えない価値」、つまり自分の「武器」になるのです。

最後に

"うまい儲け話"には心が動かされますが、自分のアタマで考えて行動しないとカモにされてしまいます。また、「投資」とはお金が動くものであると考えがちですが、時間や労働力も「投資」です。どうせ「投資」するなら、魅力ある市場に時間と労働力を投資し、誰にも負けない「武器」を身につけたいですね。

◆参考にした本の紹介

『僕は君たちに武器を配りたい』
著者瀧本 哲史
価格1,890円
単行本296ページ
出版社講談社
発売日2011/09/22

ソーシャルリンク

トラックバック

トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント

ページトップへ戻る
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。