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「イメージ」で選んでない?間違った会社の選び方 5つ

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就職や転職をする場合、業界調査・企業研究を真剣にやりますが、最終的に「イメージ」や「売り上げ」といった誤った判断基準で会社を選んでいないでしょうか。

『僕は君たちに武器を配りたい』

そこで今回は、本書を参考に「間違った会社の選び方」について考えてみたいと思います。

イメージ重視

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多くの場合、大量のコマーシャルを放映している会社というのは、「新規顧客を獲得するのは大変だが、一度カモ(お客)を捕まえればとても高い利益を生むビジネス」を行っている。

本であれ、ゲームであれ、ブログであれ、商品そのものに特徴や魅力があれば、大量のコマーシャルを流さなくても、口コミで広まっていきます。特にインターネットが普及している今、口コミの効果は絶大です。

反対に大量のコマーシャルを流す必要があるのは、商品に特長や魅力がなく、口コミでは広がりそうにないからです。有名芸能人をイメージキャラクターとして起用するのも、「洗練された」「カッコいい」といった芸能人が持っているイメージを商品イメージにすり替えるためです。

もちろん、大量のコマーシャルを流すのはマーケティング戦略であり、それを否定するつもりはありませんが、大量にコマーシャルを流している会社=「洗練された」「カッコいい」会社と認識するのは間違いです。

特にしつこく感じるくらいコマーシャルを流している会社は、無理やり売り込まないと売れない商品(サービス)を扱っているケースが多く、多くの営業マンを募集していることがあるので要注意です。

現在絶好調な会社

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「現在絶好調な会社」に就職することは、言葉を変えると、「数年後にはほぼ間違いなく輝きを失っている会社」に就職することと同義である。

最近では、会社のライフサイクルが短くなっていると言われています。つまり、会社の寿命が短くなっていると考えられているのです

そのため、以前であれば、「成長期(会社の伸びがすさまじい時期)」から「成熟期(会社の伸びが横ばいになる飽和した時期)」へは、時間をかけて徐々に移行していきましたが、今では短期間で移行してしまいます。

現在絶好調な会社の多くは「成長期」から「成熟期」への移行に入っています。そのため、数年後には売り上げが横ばいになり、衰退している可能性もあるのです。

また、現在絶好調な会社に入っても、一社員にしかなれません。急激に伸びている市場の中で働くことができれば、あまりの忙しさに「社員」以上の仕事をやらざる終えない状況になりますが、飽和してくると「革新的」で「面白みのある」仕事は、一部の人にしかいきわたりません。

つまり、現在絶好調な会社では、「細分化された」「面白くない」仕事が与えられる可能性が高いのです。現在絶好調な会社は魅力的ですが、リスクを伴うことを覚えておく必要があります。

大規模な業界

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就職先を考えるうえでのポイントは、「業界全体で何万人の雇用が生み出されるか」という大きな視点で考えるのではなくて、「今はニッチな市場だが、現時点で自分が飛び込めば、数年後に10倍か20倍の規模になっているかもしれない」というミクロな視点で考えることだ。

「大規模な業界に入る」ということは、自分がその業界に飛び込んで習得しようとしているスキルを、すでに多くの人が持っていると言い換えることができます。そして、会社に寿命があるように、業界にも寿命があります。

大規模な業界に飛び込んだ場合、その業界が廃ってしまうと、同じようなスキルを持った人が市場に溢れます。そして、市場に溢れた同じようなスキルを持った人たちは、需要より供給が多くなることから買い叩かれてしまうのです。

つまり、大切なのは「現在の規模」を考えるのではなく、「今後伸びる市場」をいち早く見つけることなのです。数年後に数十倍になっている市場を見つけ出し、自分を投資するのです。

高齢社員が多い会社

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生産性が低いのに給料が高い高齢社員がたくさんいるということは、彼らの給料や退職金を稼ぐために、若い社員がたくさんの負担を課せられているということだ。

高齢社員は自分のポジションを守るために「積極的に新しいことに挑戦しない」ケースがあります。「画期的で」「新しい」企画には大きなリスクを伴うため、失敗したときの自分の身の振り方を考えてしまうからです。

そのため、高齢社員が多い会社では「競合他社がやっている、同じような」商品やサービスしか提供しなくなってしまいます。実際に、高齢社員が多いエレクトロニクス業界では、どこも同じような商品やサービスを提供しています。

一方で、高齢社員の給料や退職金は高く、若い社員にかかる負担は大きくなります。高齢社員の雇用を守るために、若手社員の減俸も実際に起こっています。

もちろん、高齢社員でも素晴らしい人は多くいます。キャリアも実力もある人が大勢います。ただし、高齢社員が幅を利かせすぎている会社は注意が必要です。

自社を優先する会社

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従業員を大切にする会社は、顧客を大切にする会社なのである。逆にいえば、顧客を大切にしない会社は、従業員も大切にしない会社なのだ。

「お客様第一」といっておきながら、従業員を大切にしない会社も多くあります。「サービス残業をさせる」「同じような業務しかさせない」など、自社の利益ばかりを優先する企業です。

特に、最近はやりの「リストラ」は、従業員に問題があるというよりは、経営者が新たな顧客価値を生み出すことができないことに問題があります。新事業を生み出せれば、従業員を辞めさす必要などありません。

つまり、経営悪化の原因を従業員に責任転嫁することで会社を存続させているのです。もちろん、新事業は経営者だけでなく、従業員一丸となって考える必要があります。ところが、ほとんどの従業員には新事業を提案する機会など与えられませんし、考える時間すら与えられません。

それにも関わらず、経営が悪化すると「リストラ」を断行し、自社の存続を長引かせているのは従業員をバカにしている証拠です。

定期的にリストラをすることで"業績回復"をしている企業には要注意です。

最後に

イメージに惑わされず、自分のアタマで考えて会社選びをすることが重要であると改めてわかりました。何事も自分のアタマで考えることが大切ですね。

◆参考にした本の紹介

『僕は君たちに武器を配りたい』
著者瀧本 哲史
価格1,890円
単行本296ページ
出版社講談社
発売日2011/09/22

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