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「グーグルに転職したい!」と思ったら、まず読んでみよう

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「グーグルに転職したい」

ソフトウェア開発に携わる開発者や営業マンは1度は考えたことがあると思います。そして、意気込んで面接にのぞんでみると、こんな質問をされます。

あなたの体が5セント玉くらいの大きさ(直径約2cm)に縮んで、ミキサーのなかに投げ込まれたとします。体は縮みましたが、密度は通常と変わりません。60秒後にミキサーの刃が動きはじめます。あなたはどうしますか?

『Googleがほしがるスマート脳のつくり方』

どうしましょうか?(笑)ところで、このような一風変わった質問から、グーグルは何を見極めようとしているのでしょうか。今回は本書から、その答えを探っていきたいと思います。
※問題の「答え」は最後に載せています。

独創的な答えを導き出す力

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冒頭の問題(あなたの体が5セント玉・・・)にも答えはあります。しかし、その答えを知っているからといって評価されるとは限りません。

グーグルの哲学では、よい面接問題とは家に帰ってやってくる宿題のようなテストである。面接官が聞いたこともないような答え、聞いたなかでどれよりもよい答えを思いつくことが求められる。

自分のアタマで考えて答えを出すことが求めてられています。もちろん答えを出すためには、「知識としての答え」を知っておくほうが有利ですが、それが全てではないということです。

だからといって、「着ている服をロープにしてよじ登る」「刃の上に上って、軸の上に体の重心を乗せる」「携帯電話を使って助けを呼ぶ」などの論理的ではない回答はもっとダメです。

粘り強く考える力

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アイデアをたくさん出して、わき目もふらず努力しても、うまくいかないことがある。それでも、うまくいく方法が見つかるまで何度でもやり続けなくてはいけない。

冒頭の問題を聞いた途端、わからない!とすぐに答えを求める人もいます。しかし、それではグーグルに入社するのは難しいです。

そもそも、グーグルで質問されるのは、

今後10年のスターバックスの課題はなんだと思いますか?
フェイスブックを収益化するには?
といった、決定的な「正解」のない自由回答の問題です。どれも自分のアタマで考えて答えを出す必要があります。

つまり、どんな質問に対しても徹底的に考えるかどうか試されているのです。

シンプルに考える力

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グーグルは、できるというだけでむやみに複雑なやり方をしようとする人間は求めていない。求めているのは、単純ですっきりした方法を思いつく発想力豊かな人材なのである。

たとえば、次の問題はどう答えるのが正しいでしょうか。

あなたはボブがあなたの電話番号を知っているかどうかを確認したいと思っています。ボブに直接たずねることはできません。そこでメッセージカードにメッセージを書いて仲介役のイヴからボブにわたしてもらいます。イヴはボブから返事をもらってあなたにわたしてくれます。しかし、あなたはイヴに自分の電話番号を知られたくありません。ボブにどう指示しますか。

アタマの良い人なら、セキュリティの問題を問われていると理解し、いろいろと複雑なアルゴリズムを展開しはじめるかもしれません。しかし、複雑に考えなくてもシンプルな答えがあります。

ボブ、僕の電話番号を知っていたら電話をくれ。

これだけです。グーグルが求めているのはシンプルに考える能力なのです。

最後に

最近ではグーグルだけでなく、多くの企業が採用面接で「考える力を問う」質問をしています。今までは「若い間は考えるよりも行動しろ」と言われてましたが、それでは採用してもらえない時代に突入しているのかもしれません。何でも自分で答えを考えてみる、この姿勢が大切になりそうです。

ちなみに、冒頭の質問に対する答えですが「ジャンプして抜け出す」が答えになります。詳しい説明は省きますが、「ジャンプする生き物は、ほぼ同じ高さでジャンプができる」という法則があり、それを知っていれば回答できる問題でした。(ちなみに、物理学を知っていても回答できます。)詳しくは本書を参考にしてください。

参考にした本の紹介

『Googleがほしがるスマート脳のつくり方』
著者ウィリアム・パウンドストーン
価格2,310円
単行本394ページ
出版社青土社
発売日2012/07/24

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